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屋外広告の特殊展開について~ピールオフ広告のご紹介~

Posted by Keisuke Ikeda on 2020/06/23 9:51:25 TLT

 

 屋外広告の中でもとりわけ交通広告は、通勤・通学といった生活導線上の中での接触率が高く、自然と目に入り、尚且つ日々反復して訴求するため、非常に強制視認性の高い媒体です。

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 今回はそんな交通広告の中で、「ピールオフ」という一風変わった展開方法をご紹介します。ピールオフ(peel off)とは直訳すると「剥がす」という意味で、その名の通り、ノベルティや商品のサンプルを剥がして持って帰ることができる特殊展開の手法となります。

 とはいえ「剥がす」といっても、その展開方法は無数にあります。百聞は一見に如かず。さっそくですが事例をご紹介します。

 

 

■ピールオフ広告事例

 

①〈ブラックサンダー〉バレンタインノベルティ広告

 ブラックサンダーといえば、老若男女に愛され続ける手軽で安価なチョコレートとして人気ですね。しかし、これを本命の人に渡す方はそういないかと思います。

 さて、そんな「ブラックサンダー」を製造・販売する有楽製菓が、バレンタインデーシーズンの2月9日~15日にかけて新宿駅地下通路で展開した広告は、自虐的かつユーモアに満ちたものでした。

ブラックサンダー①

ブラックサンダー②

出典:ブラックサンダー広告が新宿に再登場

 

 「一目で義理とわかるチョコ」というキャッチコピーとともに、貼るだけで義理チョコに変わる「義理シール」がピールオフとしてセットされ(1日1,000枚)、さらに東京駅では「義理チョコショップ」を期間限定でオープン。非常に強い印象を残すものとなりました。

 

②〈モンスターストライク〉ゲーム内特典ノベルティ広告

 ミクシィが自社の人気スマートフォン向けゲーム「モンスターストライク」のPRで実施した広告は、限定特典が貰えるシリアルコードが記載されたチケットが全面に貼られたものでした。

モンスト①

 

モンスト②

 

モンスト③

出典:モンスターストライク「ひっ春?」キャンペーン開始!新宿駅ではシリアル入りチケットがもらえる巨大ポスターが登場!

 

 さらに、これらのチケットが剥がされていくと、ゲーム内のレアアイテム「獣神玉」が貰えるシリアルコードが出現するという仕掛けもありました。SNSを中心に話題となり、3000枚のチケットはなんと3時間で無くなってしまいました。

 

 

③〈ドラマ『齋藤さん2』〉作品内モチーフノベルティ

 日本テレビのドラマ 『齋藤さん2』の告知で実施された広告は、主人公の齋藤さんのシンボルである絆創膏を剥がして持ち帰れるピールオフ広告でした。

齋藤さん②

 

齋藤さん①

 

齋藤さん③

出典:斉藤さん2 絆創膏ポスター

 

 このような作品のテーマに沿ったノベルティは、見る人に強い印象を与えますし、持って帰ることでその効果も持続しますね。

 

〈カネボウ化粧品〉商品コンセプトメッセージ表示型広告

 

 カネボウ化粧品のスキンケアブランド「suisai(スイサイ)」が、新しいブランドメッセージPRのために展開したピールオフ広告は、新商品の「シェイククレンジング」と「ビューティクリアパウダーウォッシュN」のサンプル品を掲出したものでした。

 サンプル品を剥がすと、「勝負洗顔」をテーマとした約200種類の応援メッセージが現れる仕組みです。

 1日250個のサンプルは、午前中には全てなくなるほどの盛況ぶりでした。

カネボウ①

 

カネボウ②

出典:カネボウ「suisai」がブランド刷新でメトロプロムナードにピールオフ広告掲出

 

 4つの事例をご紹介いたしましたが、いかがだったでしょうか。いずれも大きなインパクトのある広告でしたね。

 共通する特徴として、①剥がす」という行為により体験として記憶に残る ②SNSを通して話題になりやすい ③実際に商品を試して貰える、等が挙げられます。

 とりわけ、いかにSNSで話題になるかが重要視される今の時代において、このピールオフ広告は組み合わせに次第で非常に強い効果を発揮する手法と言えるでしょう。

 

 

■特殊展開広告の掲出費用

 

 では、実際にピールオフを実施する際にはどういった確認事項や注意点が発生するのでしょうか。

 通常のポスターや電飾看板等と異なる特殊な展開のため、一概には言えないのですが、まずは最低限下記の確認が必要となります。

 

〇実施時期・期間・掲出箇所 →これは通常の屋外・交通広告と同様ですね。

〇貼り付けるノベルティの内容 →缶バッヂ、携帯クリーナー、化粧品サンプルetc…

〇ノベルティのサイズ・封入素材 →透過性かそうじゃないかなど。

 

 これらを確認の上、掲出箇所が確定しましたら、媒体のパネルサイズとノベルティのサイズ(封入袋含む)を照らし合わせ、1回の貼り付け可能個数、1日にどれだけをシュミレーションし、張替回数を調整となります。

 その際、日中の張替え作業が可能な場所か、警備員の配置が必要かも都度確認の必要があります。

 

 また、費用も通常の屋外広告で発生する掲出費、制作作業費に加え、

・ノベルティ用の袋

・支給ノベルティ封入作業費

・ノベルティ貼り作業費

・ノベルティ搬入経費

・警備員人件費

 

 などが、発生いたします。

 

 展開内容によっては他にも確認事項や費用が発生する場合がございます。また、鉄道会社によっても実施可否が変わることがございます。

 ご興味を持たれましたら、まずはぜひ我々にご相談頂ければと思います。

 最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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Topics: 屋外看板広告, ビル看板

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