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OOHの効果測定が難しい本当の理由

Posted by 大住 浩章 on 2026/02/01 23:59:59 JST

 

― 行動は、来店の前から始まっている ―


屋外広告(OOH)は、昔から
「効果測定が難しい広告」
「本当に集客につながっているのかわからない広告」
と言われてきました。

 

来店数や問い合わせ数といった明確な数字で説明しづらく、
Web広告と比べると、どうしても評価が曖昧になりがちです。

 

しかし、ここで一度立ち止まって考えてみる必要があります。
私たちは本当に、測るべきものを測ろうとしているのでしょうか。

 

もし「来店したかどうか」だけでOOHを評価しているとしたら、
屋外広告の多くの価値は、最初から見えなくなってしまいます。

なぜなら、
行動は、来店の前から始まっているからです。

 

 

1OOHの効果測定が難しい本当の理由

 

 

屋外広告は、本当に「効果が見えない広告」なのか?

 

OOHに関する議論では、
「効果が分からない」「数字で示せない」という言葉が頻繁に登場します。

検索広告やSNS広告であれば、
表示回数・クリック数・コンバージョンといった指標で
成果を説明することができます。

一方、屋外広告はそうした指標と直接結びつきにくく、
結果として
「効いているのか、いないのか分からない広告」
という印象を持たれやすいのが実情です。

ですが、その評価は
OOHの特性を前提にしたものでしょうか。

 

 

 

 

人は、広告を見たから行動するわけではない

4人は広告を見るために止まらない

 

私たちは日常生活の中で、
常に何かしらの目的を持って街を移動しています。

通勤、買い物、送迎、移動。
屋外広告は、そうした行動の途中で視界に入る情報です。

そのとき人は、
広告を精読したり、
予定を変えてすぐに動いたりはしません。

 

それでも、

・「前にも見たことがある」

・「この辺に、こういう店があった気がする」

・「名前だけは知っている」


といった感覚は、確実に残ります。

OOHがまず果たしているのは、行動を促すことではなく、
存在を生活の中に滑り込ませることなのです。

 

OOHが残しているのは、すぐ使われない記憶

5存在を生活の中に滑り込ませる

 

屋外広告の効果は、
その場で目に見える形では現れません。

 

・店名は曖昧でも、見覚えはある

・ロゴを見ると「どこかで見た」と感じる

・初めて行くはずなのに、初めてな気がしない


こうした状態は、一見すると
「何も起きていない」ように見えます。

しかし実際には、意思決定の準備が静かに進んでいる状態です。

 

特に、学習塾・不動産・住宅・保険・BtoBサービスなど
検討期間が長い商材ほど、この“準備段階”が後から効いてきます。

 

 

見たあと、人の行動は静かに分岐していく

 

OOHを見たあと、人の行動は一様ではありません。
むしろ、複数に分岐するのが自然です。

 

飲食店やコンビニ、ドラッグストアのように「今ちょうど必要だった」業種であれば、そのまま立ち寄るケースもあります。

 

一方で多くの場合、行動はもっと遅れて起こります。

その日は何もせずに通り過ぎた看板が、数日後、「どこでランチしようか」と考えたときに思い出される。

 

あるいは、家族や同僚との会話の中で、「あの交差点の看板の店」と話題に出る。

 

OOHは、人の記憶と生活動線の中を行き来しながら効いてくる広告です。

 

7見たあと人の行動は分岐していく

 

私たちは、本当は何を測ろうとしているのか


ここで改めて考えたいのが、「行動とは何か」という問いです。

多くの場合、行動=来店・購入・問い合わせと定義されています。

 

しかし屋外広告においては、

・記憶に残る

・思い出される

・話題に上る

・比較候補として浮かぶ


これらもすべて、後の意思決定に影響を与える行動です。

もし行動を「最終結果」だけで捉えているとしたら、OOHの価値の大半は、最初から測定対象外になってしまいます。

 

 

検索されなかったOOHは、失敗なのか?

 

記憶にある話題になるそれもまた行動だ

 

「検索されなかったから、効果がなかった」
こうした判断も、よく見られます。

しかし、OOHにおいて検索は、必ずしも行動の起点ではありません。

 

・場所を覚えていて、検索する必要がない

・近くを通ったときに思い出して入店する

・会話をきっかけに存在を知り、そのまま行動する


こうしたケースでは、検索という行動は表に出てきません。

それでもOOHは、確実に行動に影響を与えています。

検索は、OOHが生んだ関心を補足する手段の一つ
として捉える方が自然です。

 

OOHは「行動を決めない広告」だからこそ強い

ここまで見てきたように、
OOHが生む行動は一つではありません。

 

・すぐ来店する人

・後日思い出す人

・誰かに話す人

・比較の候補に入れる人


どれも、OOHの成果です。

つまり屋外広告は、行動を直接起こさせる広告ではなく、
行動が起きやすい状態をつくる広告
だと言えます。

 

OOHを活かす鍵は、「場所」を行動起点で捉えること

では、OOHはどう設計すべきなのでしょうか。

重要なのは、「どこに出せるか」ではなく、
その場所で、どんな行動が生まれやすいか
という視点です。

 

通行量の多さだけでなく、

 

・どんな人が

・どの時間帯に

・どんな目的で通過しているのか


こうした生活導線の文脈を踏まえることで、OOHは「出せる場所」から
「効かせられる場所」へと変わります。

 

 

おわりに

 

OOHの効果測定が難しいと言われるのは、広告が弱いからではありません。

私たちの見方が、少しズレているだけです。

行動は、来店の前から始まっています。
その前段階に目を向けることで、
屋外広告はもっと立体的に、
もっと戦略的に活かすことができるはずです。


候補となる場所・媒体を見つけ、

その場所がどんな行動につながりやすいのかをデータで確かめる。

そうした検討プロセスの一つとして、エリアマーケティング支援もご覧ください。

 

11データで確かめ出せる場所を効く場所へ

 

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Topics: 屋外看板広告, プロモーション

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