訪日外国人が増加したことによる多言語対応、コンテンツを効率よく管理するニーズが高まったことにより、デジタルサイネージが増加しています。
デジタルサイネージとは、屋外・店頭・公共交通機関などさまざまな場所で、ディスプレなどの電子的な表示機器を使用して情報発信するシステムの総称です。
富士キメラ総研の調査によると、国内デジタルサイネージ市場規模は2020年ころには2,500億円を超えると予測されており、そのうちの5割がデジタルサイネージを活用した広告需要になると見込まれています。また世界市場では、2022年までに2兆円以上の規模に拡大すると予測されている調査もあるようです。
今回は、さまざまな場所で展開しているデジタルサイネージを管理画面上で配信制御し、横断してプラニングが可能なデジタルサイネージアドネットワークのご紹介です。
すべて私たちで掲出手配が可能です。料金、空き情報はお問い合わせ下さい。
【デジタルサイネージネットワーク概要】
デジタルサイネージネットワークとは、屋外ビジョン・学校内ビジョン・病院内ビジョン・商業施設ビジョンなど多岐に渡ったジャンルのデジタルサイネージを集約して、ターゲットに合った面・期間を指定して無駄のないピンポイントなリーチを可能にしたネットワークシステムです。
上図のように全て管理画面を通じて各ロケーションのデジタルサイネージを一元管理することが可能です。
例えば、大学・自動車教習所ネイルサロンは1ヶ月の内の上旬配信のみ、下旬はマンションや病院内のサイネージへ配信するなど、それぞれの媒体側への交渉なしに管理画面上で設定が可能です。つまり、ターゲットの動きに合わせてある程度自由に設定ができるということです。(左図参照)
現在、首都圏の20代・30代でのTV視聴率は低くなってきており、外出時間が長い傾向にあるなかで、モバイルなどでのWEB動画はもちろんのこと、朝の通勤通学、昼間の職場や学校、夕方帰宅中や外出中にデジタルサイネージを利用することによりテレビCMでリーチできない層、時間帯に広告を届けるいわゆる「テレビCMの補完媒体」としての利用が徐々に増えてきています。
【ロケーションピックアップ】
●大学(食堂・購買)
人口比2.2%の大学性にピンポイントでリーチ
78キャンパス/126面(全国)
食堂や購買のレジ待ちの滞留が見込まれ、視認性の高さが期待できる
●高級マンションエントランス
居住空間に一番近いところでリーチ可能
東京中心の高級マンション136棟145面
●ネイルサロン
来店客の70%弱をF1層が占め、若年女性に対する集中的なリーチが可能
99店舗/169面
長時間滞在かつ施術中のスキマ時間に訴求するため、高い視認性が期待できる
●総合病院/医療従事者エリア
医師、看護師の所得水準は高く、高所得層とのタッチポイントを作ることが可能
98院/3,774面
院内情報とセットで広告放映するため、注視が期待できる
●ゴルフ場
30~40代が半数を占めており、消費志向の高い層とのタッチポイントとして期待
関東近郊30施設/30面
その他、屋外大型ビジョン、商業施設内、居酒屋などこれ以外にもさまざまなロケーションで放映可能で全国約40万ディスプレイを網羅しています。
【実施事例】
●ゲームアプリ会社大学生をターゲットとしたゲームアプリの認知施策ピンポイントで接触可能なことから予算の一部を大学構内デジタルサイネージに活用
SNS上でもアップされ、拡散。
●飲料メーカー
健康ドリンクのとある効能が、子供の体に良い影響を与えることを認知させる。
子供を持つ親、これから親になる女性へピンポイントで接触させたい。
ロケーションは小児科病院待合室、産婦人科待合室のデジタルサイネージを活用
アンケートの結果、認知率約90%を達成。
●高級家具店
店舗周辺に住む高所得層にピンポインでリーチし、フェアの存在を告知、来店につなげる目的。ロケーションは高級タワーマンションエントランスのデジタルサイネージ
当該マンションに住む住人からの売上が前月比で倍に。その後も一定数の来店UP。
【その他ロケーション一覧】※2018年7月時点
若年層のテレビCM離れ、より身近なタッチポイントで接触させたい、低価格で多くのリーチを得たいなどのお悩みをお持ちの方がいらっしゃいましたらぜひ一度ご検討下さい。料金シュミレーションなど掲出計画については私たちプロにご相談頂けたらと思います。