電車の女性専用車両に対する意見は賛否両論様々なものが飛び交っている昨今ですが、広告メニューとしては女性だけをターゲットにできる訴求力のある媒体のため、問合せの数も増えてきています。

　そこで今回は女性専用車両広告をお考えの際におさえておきたいデータと共に、首都圏で利用できる女性専用車両広告のメニューをご紹介します。 

　女性専用車両とは、2000年12月に京王電鉄京王線で平日深夜帯に新宿駅を発車する下りの臨時列車の最後部の車両に「女性専用車両」の名で初めて試験的に導入されました。その後、導入に肯定的な意見が多かったため、翌2001年3月のダイヤ改正で女性専用車両が本格導入となり、他の鉄道においても広がっていきました。

　主には平日の朝、夜の時間帯に端（はし）の車両に設定されている場合が多いですが、路線によっては中間車両に設定されていることもあります。

●女性用商品のプロモーションをする場合

●なるべく女性へ広告の露出をはかりたい

という商材やサービスを告知するには女性専用車両への広告掲載がおすすめです。

それでは掲出費用はそれぞれどれくらいかかるのでしょうか。 

1．掲出料金と主な媒体

　上記が2018年6月時点での女性専用車両広告の掲出料金一覧（首都圏）です。

ダウンロードはコチラ⇒首都圏女性専用車両の掲出料金一覧20180625

この中から代表的な媒体を幾つか紹介します。

■JR首都圏　女性専用車　中吊りジャック

掲出料金：7日間　500万円

　首都圏JRの主な路線の女性専用車両に掲出可能です。

大規模ジャックになりますので、TVCMなどと合わせた展開でよく利用されます。

掲出路線・・・中央線快速・中央総武線各駅停車・青梅線・五日市線・京浜東北線

　　　　　　　根岸線・りんかい線・常磐線各駅停車・つくばエキスプレス 

■ 東急東横線・田園都市線　女性専用車両　中吊りジャックセット

掲出料金：7日間　400万円　※2018年度期間限定

　東横線・田園都市線双方に掲出できるセットです。

所得高めの東急沿線に住んでいる女性への訴求が可能です。高級化粧品などは相性が良いかもしれません。

　この2つ以外にも女性専用車両のみに掲出されるため、路線によっては割りとお手ごろな価格で掲出できるものもあります。

では実際どのくらいの人数に接触可能なのでしょうか？JRを例に見ていきましょう。

２．女性専用車両利用者数と広告接触人数

JR東日本企画発行のメディアデータによるJR首都圏全線での1週間の延べ利用者数は、 

女性20～49歳で約2,018万人

　リサーチ会社マーシュの電車内での過ごし方に関するアンケート調査による、20～49歳の女性専用車両利用率は「毎回利用している」「可能な限り利用している」と答えた方が約3割という結果をふまえて考えると、

女性専用車両の1週間利用者数は約600万人

　利用者の中で広告を「確かにみた」「見たような気がする」に該当する人の割合を広告到達率と言います。JR東日本企画調べの中吊りについての広告到達率を見てみると、

女性中吊り広告（一般広告）の広告到達率

シングルだと17.2％　ワイドだと24.6％（平日の場合）となっています。

そこから到達ターゲット人数を計算すると、 

600万人（女性専用車両延べ利用者数）×0.246（中吊り広告到達率・ワイド）

＝147.6万人 ということになります。 

　利用者数や車両メディア別の広告到達率を見て、出向金額と照らし合わせると媒体の検討がしやすいのでぜひ参考にしてみて下さい！

　今回は女性専用車両広告（首都圏）をテーマに書かせて頂きましたが、関西エリアにも女性専用車両広告はございます。

　すべて私たちで掲出手配が可能ですので、お気軽に料金や空き状況などお問い合わせ下さい。 

その他のメニューはこちらから⇒交通広告料金表ダウンロードフォーム