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オンラインでも、オフラインでも
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街の至る所で目にする『屋外広告』ですが、＜効果測定＞の難しさという大きな課題があります。屋外広告の管理・運営において先行している欧米では、既に屋外広告の効果測定の基準ができています。日本でも広告代理店・組合・関連企業が中心になって独自の基準で効果測定の仕組みづくりが進められていますが、欧米とはそもそも管理・運営方法も異なる為、まだ道半ばの段階です。
今回は、インターネット調査を通じて皆様の『屋外広告』に対する意識及び動向を調査しました。今後の『屋外広告』の在り方を考える上で重要なヒントになればと思います。ぜひ参考にして頂ければ幸いです。全3回でお送りします。今回は２回目です。
1回目の記事はこちらからご確認下さい。
屋外の広告を見ないのはどこに原因があるかをたずねたところ、「考え事をしている」、「運転の際や歩いている時は目的地以外目に入らない」が32％で同率1位。
「広告が出ている場所ではスマホを見ている」が11％という結果となりました。
屋外では移動中であったり、何か別の目的で動いている状態が殆どでしょう。あまり意識的に情報を探していないなかで、どのようにアテンションを取っていくかが、広告クリエイティブの鍵になりそうです。
屋外の広告を目にしたあとにとった行動は、「インターネットで調べた」が27.2％と最も多く、「特にない」が24.6％と続きます。ただ、何かしらの行動をとった人が全体の70％以上いるということは、着目すべき点であるといえます。
私は仕事柄、目立った広告や、代わった看板などがあるか、その先でどんな受け皿が準備されているのかなど調べてしまいます。ただ、広告の仕事に関わらない人でも、気になったことはすぐ調べる、という行動はスマホの普及によってより多くの人がとっている行動なのかもしれませんね。
屋外広告を見てどのようなジャンルの商品・サービスについて行動したかをたずねたところ、「食品・お菓子」が11.4％と最も多く、次いで「ドラマ、映画、CD・DVD、音楽配信サービス」。屋外広告の露出量が多いジャンルが上位になっている傾向があるので比例している部分はありそうです。移動中に買いやすい物が上位にも入っているようにも見えます。（音楽配信や、映像配信などもそれに当りそうです。）
今回は以上となります。次回３回目でも下記のアンケート項目について、結果をみなさんにお知らせしたいと思います。
１回目の記事ではコチラをご案内しました。
▼Q1. 屋外広告を意識して見るか？
▼Q2. 普段よく見かける屋外広告は？
▼Q3. 屋外広告に出ている商品やサービスの印象の変化は？
３回目では下記の質問項目をご案内予定です。
▼Q7. 屋外広告についてあなたの考えに近いと思うものは？
▼Q8. 最近見た屋外広告で印象に残っているものは？
▼Q9. 話題になった屋外広告に対してとった行動は？
▼Q10. 屋外広告を“ひとこと”で表すと？
一足に先に結果をダウンロードしたい方は下記からデータ取得の申請をして下さい。
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