2020年7月24日（金）から8月9日（日）の16日間に渡って開催される東京オリンピックまで、あと1年と少しになりました。
オリンピック開催に伴い、7月20日（月）の海の日が7月23日（木）に移動、8月11日（火）の山の日が8月10日（月）に移動、10月12日（月）の体育の日はスポーツの日と名称が変わり、7月24日（金）に移動となります。
東京都では「 beyond2020プログラム 」として、公道など公共空間を活用したイベントも計画されており、東京の都市開発や歴史的建造物などが注目される気運も高まることによって訪日外国人が東京を訪れる人が更に増えていくと予想されます。
今回は訪日外国人が訪れるエリアなどをデータでご紹介します。訪日外国人向けへ看板広告で告知をお考えの皆様にご活用頂ければ幸いです。
（看板広告の料金や空き情報は随時確認が必要ですので、一度お問い合わせ下さい。）
【データから見る訪日外国人行動特性】
東京都産業労働局がまとめている訪都外国人旅行者の行動特性に関する調査結果より、訪日外国人がどのような場所に多く訪れているのか、国別で見るとどうなのか、下記にご紹介致します。
※平成29年 産業労働局観光部「国別外国人旅行者行動特性調査 結果概要」参照
調査手法訪都外国人旅行者の行動特性を国籍別に四半期ごとに調査。
回答数：14722票 うち、東京を訪問したと回答した13045票について集計
1.羽田空港・成田空港における国際線ターミナル搭乗待合ロビーにおいてアンケートを実施
2.平成29年の訪都外国人旅行者の行動特性について国籍別の集計を実施。
１、訪問した場所※複数回答
1位「新宿・大久保」56.0％
最も多いのが新宿・大久保でした。
もともとは皇室の庭園として造られた「新宿御苑」。その他、今や外国人観光客が大半となったナイトショータイプのレストランで和太鼓やロボットのダンスなど日本を感じさせる内容が人気の「ロボットレストラン」や「ビックロ」などが人気スポットとしてあげられます。
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【新宿東新ビル】壁面
その他、新宿の看板広告紹介記事は近々UP予定です！
2位「銀座」49.7％
次点が銀座です。
歌舞伎の殿堂である「歌舞伎座」、地下1階から4階まで約20万点のおもちゃを扱い、5階と6階はレストラン、8階には劇場がある玩具店の「博品館TOY PARK」、2015年6月にリニューアルオープンした、日本でも有数の長い歴史を持つ文房具店の「伊東屋」などが訪日外国人に人気のスポットです。
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記事：銀座で看板広告を出すならおさえたいデ-タと-代表的な看板スペ-ス
3位「浅草」45.7％
3位は浅草です。
今や、午前中は雑踏の中に日本人を見つけるのが難しいほどの盛況ぶりの「雷門前」、訪日観光客に関するニュースが流れる際に、必ずと言っていい程映像が使われます。
浅草と上野の間に位置する、「かっぱ橋道具街」も人気のスポットです。職人がてがけるメイドインジャパンのクールな食器や包丁、食品サンプルに多くの外国人が訪れます。
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【雷門前 上村ビル】屋上
4位「渋谷」42.6％
4位は渋谷です。
1日に約50万人が横断する世界最大の交差点であるスクランブル交差点は現地に行くと写真撮影をしている多くの訪日外国人を見かけることができます。その他、「ハチ公像」なども写真撮影のスポットとして昼夜多くの外国人が撮影のために行列を作っています。
渋谷に数店ある、中古レコード店にも来日したミュージシャンやDJを中心に外国人が良く訪れるそうです。
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5位「秋葉原」 39.0％
5位は秋葉原です。
日本有数の電気街、またアニメグッズやメイドカフェをはじめ、懐かしのおもちゃなどオタク文化を発信する店が並んでおり、個性的なおみやげを購入できる街として訪日外国人が多く訪れます。そのなかでも、駅前にある総合家電量販店の「ヨドバシカメラマルチメディアAkiba」、「ラオックス秋葉原本店」、2005年のオープンから14年の歴史を持つメイドカフェ「＠ほぉ~むカフェ」などここに挙げるには多すぎるほどの人気スポットがあります。
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【秋葉原中央通りフラッグ】
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２、国籍・地域別※複数回答
ここからは国籍・地域別に見ていきます。
国別に見ていくとそれぞれの特性が良く見えてきます。特徴的なのが米国をはじめ、欧米地域を中心に多くの国籍・地域で「渋谷」を訪れた割合が高くなっており、ここに挙げられなかった国も含めると、20の国のうち、9か国で1位にあがっているのが渋谷です。
2020年の東京オリンピック開催により、日本に多くのインバウンド効果が期待されています。予想される経済効果は、開催が決定した2013年から2020年までの7年間で約3兆円とも言われています。オリンピックが終了したら観光客数が減るのでは？という心配の声もありますが、先進国はもちろん世界全体で旅行者数が増加しており、2030年には10億人に達するという予測もあります。今後も旅行者の増加とともに、日本にも多くの観光客が訪れると思われます。
2019年ラグビーW杯や2020年東京オリンピックをひかえ、既に訪日外国人が多く集まるエリアにも更に多くの旅行者が集まります。